修羅雪姫 [バイオレンス]
監督: 藤田敏八
出演: 梶芽衣子, 赤座美代子, 大門正明,
あらすじ:
無実の罪で、夫と息子を殺された妻は、身ごもっていた
娘、雪に復讐を託して死んだ。雪は過酷な試練を受け
修羅の子として育てられ、名前しか知らない仇を探し
復讐を果たすために刀を振るう・・・・
感想:
ものすごくわかりやすい映画で、殺人の教育をされた
女性が着物を羽織り傘には隠し刀を仕込んでいて
家族の仇をとるために復讐するバイオレンスアクション。
釈由美子のどうしようもない同じタイトルの映画とは
比べ物にならないくらい梶芽衣子の目力がすごくて
絶対に復讐するという威圧感がすごく出ていました。
シンプルな映画だが、殺し方をグロくして重みを
持たせていたのはよかったと思う。タランティーノが
好きなのもわかるし、キル・ビルの元になったのも
この映画らしいです。
評価: 80点
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デス・プルーフ [バイオレンス]
監督: クエンティン・タランティーノ
出演: クエンティン・タランティーノ, ヴァネッサ・フェルリト
あらすじ:
バーで酒を飲んでいた女性3人、バーでスタントマンと
名乗る男と出会い女性の一人、パムは、スタントマンに
惹かれ車で送ってもらうことになるが、彼は、改造した
車で彼女達を殺そうとする殺人鬼だった・・・・
感想:
ほとんど内容らしいものはなく、やられたらやりかえす
精神のカーチェイスの映画です。最初の40分くらいは
すごいどうでもいい話で飽きてくるがそれ以降の
カーチェイスやグロい映像、汚い罵りあいや
ぶっ飛んでいる言葉の言い回し、カルト的な表現など
見てもタランティーノワールド全開の作品です。
うざいガールズトークを抜きにすると、タランティーノ
作品が好きな人は楽しめます。
評価: 75点
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エグザイル 絆 [バイオレンス]
監督: ジョニー・トー
出演: アンソニー・ウォン, フランシス・ン, ジョシー・ホー,
あらすじ:
ウーは、ボスの命を狙ったことから仲間から
追われる立場になっていた。居場所を発見された
ウーは、妻と子供のために大金を稼げたら
勝負することを条件に仲間と一緒に、闇の仲介人に
会うことになり、暗殺をすることになるが・・・
感想:
ボスの命令で小さい頃からの仲間を殺すことに
なるが、事件に巻き込まれ5人の仲間はボスに
追われる立場になってしまうバイオレンスアクション。
けして主役級のキャストがいるわけではないのだが
アンソニー・ウォンやフランシス・ンなど名脇役が
いい味を出している映画です。自分は、あんまり
マフィア系のバイオレンス映画が好まないが、
裏社会の仲間の絆を描いていて、感動するし
すごいいい物語に引き込まれました。
評価: 85点
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グロリア [バイオレンス]
監督: シドニー・ルメット
出演: シャロン・ストーン, ジェレミー・ノーザム
あらすじ:
代わりに罪を被って3年間の刑期を終えたグロリアは、
罪を被った代償として金を受け取るはずだった。だが
組織はまったく金を払う気がなく、腹を立てたグロリアは
組織が誘拐していた子供を誘拐し逃げることになったが・・・
感想:
ちょんなことから子供と逃走することになったグロリアは
組織に追われながらも子供を守りながら逃げるクライムサスペンス。
シャロン・ストーンでリメイクした作品だが、けして悪くないが
ジーナ・ローランズのグロリアに比べると全然物足りないし、
迫力がなかった。ジーナのグロリアは、一つ一つの発言が
すごい重く感じ、クールでとにかくかっこよかったが、
シャロン・ストーン版は、アクションがまったくなく、
ただの母性本能くすぐる映画としか思えなかった。
話的には面白いのが確定されているのだから、監督は
リメイクするんだったら、前作を超えるように努力を
してほしかった。まったくダメです。
評価: 55点
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ヒッチハイク [バイオレンス]
監督: パスクワレ・フェスタ=カンパニーレ
出演: フランコ・ネロ, コリンヌ・クレリー
あらすじ:
キャンピングカーで旅行中の夫婦は、帰り道に
車が故障して困っていたヒッチハイカーを
見つけ乗せることにした。だが男は警察殺しで
指名手配の犯人だった・・・
感想:
逃走犯がメキシコに逃げるために、事件に巻き込まれた
冷め切った夫婦を描いたロードムービー映画です。
ありきたりで犯人を殺して夫婦が仲良くなるみたいな
感じになると思って見ていたが、まったく違い、オチと
しては憎たらしいけどよかったと思った。
テンポが悪く、展開があんまりない映画だが、人間の
薄汚れた感情やどうにもならない夫婦仲などを
よく描かれていたと思います。
評価: 55点
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ファニーゲームU.S.A. [バイオレンス]
監督: ミヒャエル・ハネケ
出演: ナオミ・ワッツ 「リング」
出演: ティム・ロス 「ライアー」
あらすじ:
家族で別荘で過ごすことになったジョージ一家。
突然、隣の夫妻にお世話になっているという
ポールとピーターが現れる。あまりにもふてぶてしい
態度をする2人に激怒したジョージはビンタをする。
彼らは豹変し、ジョージを殴りつけゲームを始めた・・・
感想:
礼儀正しいイカれた青年2人が家族を監禁し、
殺しを楽しむためにゲームをするバイオレンス映画です。
一言で言えばイライラする作品です。自分の信念やら
ペラペラ丁寧にしゃべってバカにする様は腹が立って
くるのは間違いないです。
間違いなく「時計仕掛けのオレンジ」に影響を受けている
作品で、どうしようもなくイチイチ不快な気分に
させてくれる映画なので見るときは覚悟してください。
評価: 50点
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